図書館を利用するように
大好きな漫画である『税金で買った本』を読んで、それに出てくる本を読みたくなりました。
原作は「ずいの」さん、漫画は「系山冏」(けいやまけい)さんの漫画です。
ヤンマガに連載中で、たまに無料になっているのでぜひ読んでください。
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漫画タイトルそのままのブログタイトルですが、あえて『』ではなく「」。
細かい各回の感想や作品紹介はまた別で書く予定ですが、借りた本の感想を少しずつ残していこうと思います。
最初に借りた本
最初の5冊はシェイクスピア四大悲劇にしました。
- 河合祥一郎氏の翻訳作品
- 新訳 ハムレット
- 新訳 マクベス
- 新訳 オセロー
- 松岡和子氏の翻訳作品
- リア王
- ヴェニスの商人
すべて読み終わったので感想の投稿、リンク付け等は後々、、
WordPressの投稿は完璧にしないと、という気持ちがありましたが
X(Twitter)もいつも適当なことばかり発信しているので
体裁は後で整えることにして、ひとまずは自分の「今」のリアルな気持ちを残そうと思います。
20年ぶりに図書館に行って
小さい頃はよく図書館に行っていました。
「こまったさん」「わかったさん」シリーズ、ホッツェンプロッツは何度も読んだし
学校の図書館にもたくさん行ったし、常に何かしら「今読んでいる本」がありました。
高校生までは、お小遣いやお年玉を貰うと好きな作家の文庫本まとめ買い、みたいなことをしていました。
大学生になり一人暮らしを始めてからは、毎月1万円分くらい新宿の紀伊國屋で表紙買い(CDで言うジャケ買い)をしていました。
そんなことを毎月しているとお気に入りの作者さんのものはほぼ読み尽くし、
食指が動く表紙の本もなかなかなく、当時は「名作」と呼ばれるものにも興味がなく
就活や就職もあり、本を読むことから、漫画でさえもかなり離れてしまっていました。
仕事がある程度落ち着いた2020年頃から、通勤時間に読書をすることも増えましたが
なんとなく電子書籍に抵抗があったこともありなかなか手軽に読めず。
コロナ禍を経て、まずは漫画からKindleに手を出したところ便利さに感動。
今や2000冊くらい購入済という、ヘビーユーザになりました。
実況者の牛沢という人が上記の『税金で買った本』をおすすめしているツイートを見て
彼のおすすめがかなりわたしに刺さるということもあり、一気買い、一気読み。
読んだ直後はおもしろい漫画だったなあ、くらいの感想でしたが
何度も読み返すうちに「題材になっている本を実際に読んだらもっと楽しいのでは?」と。
漫画は電子書籍様々ですが、文字はなんとなく読みづらく紙で読みたい。
家に本を増やすと際限なくなるので買って読んだらすぐ捨てることになる。
なんかいろいろもったいない。
ということで、図書館を利用することにしました。
『税金で買った本』の主人公の石平くんも、10年経って図書館に戻ってきたように
この作品が20年ぶりにわたしを図書館に、10年ぶりにわたしを本に戻してくれました。
ちょうどこの頃、精神的に滅入っていていろいろなことに嫌気が差していました。
でも、図書館に行ってたくさんの本が広がっていて
「わたしの知らない世界はまだまだこんなにあるんだ」と実感しました。
「死ぬなら、ここの本を全部読んでからにしたい」と。
たぶん、全部読むなんて今後50年生きるとしても無理なんですよね。
それでも、視野狭窄になり塞ぎ込んでいたわたしにとって最高の空間でした。
原作のずいのさん、漫画の系山冏さん、そして石平少年。本当にありがとう。
上記5作品から、順に感想を書いていこうと思います。